【愛媛・デザイン住宅】注目のイギリス住宅！チューダー様式とは？

おしゃれな洋風の注文住宅を建てたいという方は、チューダー様式の住宅を選択肢の1つに入れてみるのもよいでしょう。住宅建築研究所の事務所も、チューダー様式です。

 

チューダー様式は、16世紀頃のイギリスで愛された建築様式のことをいいます。その後、19世紀から20世紀にかけ、イギリスのみならず世界中で流行しました。日本国内でも、チューダー様式の注文住宅をオーダーする方は少なくありません。

 

チューダー様式の始まりは1485年以降

チューダー様式はチューダー朝の時代に生まれました。イギリスのチューダー朝は1485年のヘンリー7世の統治時代に始まり、エリザベス1世が亡くなる1603年まで続きました。

 

チューダー朝の時代には、イギリス以外のヨーロッパ諸国はルネサンス期を迎えつつありました。しかし、当時保守的だったイギリスではこの時期、ゴシック様式を基調としたチューダースタイルと呼ばれる独特なスタイルが少しずつ発展していったのです。

 

ゴシック様式は当初、お城や教会の建築に多く取り入れられていました。イギリスの一般の住宅にはかつて、ハーフティンバーと呼ばれるスタイルがよく使われていたといいます。

 

ハーフティンバーとは、外観にあらわになった柱や梁を漆喰やレンガで固定するスタイルのことです。のちに一般の住宅の建築にも取り入れられるようになったチューダー様式には、このハーフティンバーの技法も多く使われています。

 

チューダー様式は露出した骨組みが特徴

チューダー様式の建物の特徴として、柱や梁、筋交いといった住宅の骨組みが外部に露出していることが挙げられます。この特徴的なデザインはハーフティンバーの流れをくんでいます。

 

住宅の骨組みが外観にあらわになるチューダー様式のスタイルは個性的な魅力があります。特に、イギリスのチューダー様式建築には斜めの柱や曲線が使われることもあり、独創性の高いおしゃれな仕上がりになります。

 

チューダー様式は基本的には建物を非対称に設計します。住宅の左右のいずれかに玄関を設置するなどの方法で建物のデザインに変化をつけるのです。住宅のポーチ部分にはチューダーアーチと呼ばれる広く低いアーチを作りつけることもあります。

 

また、存在感のある高い煙突を作るのもチューダー様式ならではの特徴です。当時のイギリスでは、煙突は住宅の豪華さや贅沢の象徴であったといいます。

 

チューダー様式の住宅の壁面にはレンガを積み上げることがあります。赤系のほか、白や黒のレンガを使ったり、外壁に模様を作ったりするスタイルもあります。

 

チューダー様式の住宅にはいくつもの窓が作られます。ガラス窓を上下に配置し上げ下げで開閉ができるダブルハング窓か、窓の上側を軸にして下部を押し出すようにするすべり出し窓が多く採用されます。

 

また、スタイリッシュな外庭や中庭を確保することも、チューダー様式の魅力的なポイントです。イギリス住宅のおしゃれな住宅に仕上げたいのなら、素敵なイングリッシュガーデンもぜひ取り入れてみましょう。

かつてヨーロッパでは、ルネッサンスの装飾やゴシックのスタイルを取り入れた建造物が流行したといいます。チューダー様式は、15世紀の終わりから17世紀にかけてイギリスでゴシックデザインから変化を遂げて生まれたスタイルです。

 

チューダー朝の時代に作られた建造物のデザインは、チューダースタイルと呼ばれ愛されています。デザインの大きな特徴は、梁や柱をむき出しにして漆喰などで固めた外観にあります。

 

また、左右非対称で窓の多い独特のデザインも、チューダー様式ならではです。ほかに、煙突を作ったりイングリッシュガーデンを取り入れたりすれば、チューダー様式らしいスタイル抜群な住宅に仕上がります。異国情緒を感じられる注文住宅を作りたい方は、ぜひチューダー様式のデザインを取り入れてみましょう。

 

愛媛の住宅建築研究所は、チューダー様式のおしゃれな注文住宅を作りたい方のご相談に応じております。住宅建築研究所が担当した注文住宅の施工事例をぜひチェックしてみてください。

 

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